ソロキャンプ始めて1年、正直こう変わった
ソロキャンプを始めて1年。生活習慣・思考・物欲、何がどう変わったか正直に書く。続けられる理由と「やめたくなった瞬間」も含めてリアルに記録した。
ソロキャンプを1年続けたら、週末の過ごし方だけでなく、平日の思考回路まで変わった。
きっかけはコロナ禍でも一人で動ける趣味が欲しかっただけ。まさかここまで生活に食い込んでくるとは思っていなかった。良いことも悪いことも含めて、1年分を正直に書く。
ソロキャンプを始めたのは「逃げ場」が欲しかったから
37歳、会社員。妻と子どもがいる。週末は家族サービスで埋まる。それ自体は嫌いじゃないが、「ひとりで何も考えない時間」が年々減っていた。
最初の道具はミニマムで揃えた。テントはキャプテンスタッグのUV-3DXで約1万円、焚き火台はユニフレームのファイアグリルで9,000円前後。寝袋はコールマンの封筒型を3,000円で買った。合計で25,000円ちょっと。「まず始めてみて、続くなら追加投資」という方針だった。
最初のフィールドは自宅から車で40分の区営キャンプ場。電源なし、炊事場あり、1泊800円という激安サイト。正直、これで十分だった。
1年使い続けてわかったこと:良い変化と悪い変化
良かったこと
平日の「流し方」が上手くなった
一番大きな変化がこれだ。ソロキャンプは段取りが命で、火起こし・調理・撤収のすべてを自分でコントロールする。この「段取りを組む→実行する→見直す」のサイクルが習慣化したせいか、仕事でのタスク整理が明らかに速くなった。感覚の話で数値化できないのが歯がゆいが、同僚にも「最近テキパキしてる」と言われた。
スマホを見ない時間が作れるようになった
焚き火の前では自然とスマホを置く。通知も気にならない。1泊2日の間、SNSを一切見ない週末が月に1〜2回作れるようになった。これが思った以上に精神的なリセットになっている。
物欲が「整理」された
ソロキャンプをやり始めると最初は道具沼にハマりかける。ただ、実際にフィールドで使い込むと「これは要らない」「これは本物」の判断が研ぎ澄まされてくる。結果的に家の中のガジェットや雑貨も見直すようになった。「本当に使うか?」という問いが日常に入ってきた。
正直しんどかったこと
初年度の秋冬は死ぬほど寒かった
10月に入ってすぐ「もう少しいけるか」とノーマル寝袋で突っ込んだら、夜中の2時に目が覚めて震えていた。標高600mの山岳サイト、気温は4℃。装備の過信は体に直結する。翌月にナンガのオーロラライト350DXを購入(35,000円)。これは正直、最初から買っておくべきだった。
月1〜2回のペースは家族に気を遣う
「俺だけ楽しんでいる」という後ろめたさは、1年経った今もゼロではない。妻には家族キャンプへの還元(道具の共有、年2〜3回のファミリーキャンプ)で納得してもらっている。ソロキャンプを続けるには、このバランス設計が思った以上に重要だった。
ゴミと火の管理は想像以上に気を使う
「自然の中で自由に」というイメージと、「完全撤収・ゴミ持ち帰り・直火禁止」の現実は全然違う。最初の数回は撤収のたびに消し忘れや落としたゴミがないか、異様に神経を使った。慣れれば当たり前になるが、ビギナーは思ったより疲弊する。
ファミリーキャンプ・日帰りBBQと比べて「ソロ」を選ぶ理由
ファミリーキャンプは子どもの顔が見られて最高だ。それは間違いない。ただ、段取りの9割を俺がやり、子どもが飽きないよう気を配り、妻の感想を気にしながら料理する。これは「家族のための仕事」であって、「俺のリセット時間」ではない。
日帰りBBQはもっと違う。準備・撤収・会話、すべてが「イベント運営」になる。
ソロキャンプは「決断をすべて自分でする」時間だ。火をどこに置くか、飯を何時に食うか、寝るか起きてるか。全部俺が決める。この感覚が、日常で削られていくものを補充してくれる。続けている理由を一言で言うなら、これだけだ。
今から始めるなら、この2点だけ押さえておけ
道具は最低限でいい。ただし「テント」と「焚き火台」だけは後悔しないものを選べ。この2点が毎回の体験の質を直接決める。
テントは設営のしやすさと耐風性。焚き火台は安定感と灰の処理のしやすさ。この2軸だけで選べば大きく外れない。俺が1年使って「もっと早く知りたかった」と思ったのは、コンパクトに折り畳めて設営が5分以内で終わるテントの存在だ。最初のテントが設営に30分かかるタイプだったので、2本目に買い替えたときの感動は忘れられない。
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