焚き火台3台使った俺が結局これに落ち着いた理由
ユニフレーム・スノーピーク・ベルモントの焚き火台3台を2年かけて使い比べた。軽量・耐久性・撤収の楽さ、全部正直に書く。結論は最初から言う。
結論:ベルモントのTABIに落ち着いた。理由は「撤収が苦じゃないから」だ。
ギアを増やすのは簡単で、減らすのが難しい。焚き火台もそうだった。2023年から2年間、3台を実際のキャンプで使い続けて、今は1台しか持っていない。どれを買うか迷っている30〜40代のソロキャンパー向けに、体験から出た本音だけを書く。
3台を使い始めた経緯
最初に買ったのはユニフレームの「ファイアグリル」だ。2023年春、キャンプを本格的に再開したタイミングで定番から入った。値段は6,000円前後、ステンレス製でグリルとしても使える万能型。ソロよりグループ向けだとわかってはいたが「まず1台」の選択だった。
半年後、ソロキャンプの頻度が増えてきてサイズが気になりはじめた。ファイアグリルは収納時でも35×35cmある。バイクで行くキャンプには正直デカい。そこで買い足したのがスノーピークの「焚火台S」。こちらは12,000円超。ブランド信仰もあったし、スノーピークを使いたい年齢でもあった。
そして2024年秋、友人に勧められてベルモントの「TABI」を購入。税込9,900円。これが今も手元にある唯一の焚き火台になった。
実際に使ってわかったこと
ユニフレーム ファイアグリル:グループ向けに割り切れれば正解
良い点
- 安定感が抜群。大きな薪をそのまま放り込める
- ゴトクとセットで料理も本格的にできる
- 価格に対して耐久性が高い。2年使っても変形なし
悪い点
- 収納サイズが35×35cm、重量1.3kg。ソロ用バックパックには現実的に入らない
- 灰の処理がしにくい。底に溜まる構造で、冷えるまで触れない
- 「ソロで使うには大きすぎる」という感覚が毎回あった
結論:ソロには向かない。グループキャンプ専用として持つなら今でも良い選択肢だ。
スノーピーク 焚火台S:完成度は高い。ただし撤収が面倒くさい
良い点
- 剛性が高く、形が崩れない。10年使えるという安心感がある
- Sサイズで収納時27×27cm。ファイアグリルより一回り小さい
- ブランドとしての所有欲を満たす。これは正直な感想だ
悪い点
- 価格12,000〜13,000円に対して、専用ベースプレートが別売り。芝生サイトでは実質必須で追加3,000円超かかる
- 使用後の洗いにくさがある。折りたたむと細かい隙間に灰が入り込む
- 重量約1kg、畳んでも厚みが出る。バイクパッキングには厳しかった
- 俺の場合、撤収のたびに「めんどくさいな」と思っていた。これが致命的だった
結論:道具として完成度は高い。ただし「撤収の億劫さ」が積み重なって使う頻度が下がった。
ベルモント TABI:撤収5分で終わる。それだけで勝ち
良い点
- 収納時21×13.5cm、重量わずか395g。これがまず正義
- チタン製なので使用後の冷却が早い。30分もあれば触れる温度になる
- 4本の脚を広げるだけのセットアップ。設営1分は誇張でもない
- 焚き火としての機能に絞り切っている。余計な機能がない分、壊れる要素も少ない
- 灰は下に落ちる構造で、後処理がシンプル。灰捨てシートと組み合わせれば撤収が本当に楽
悪い点
- 価格9,900円に対してサイズが小さい。長い薪は割る必要がある(薪は30cm以下推奨)
- 調理グリルとしての機能は弱い。焚き火を「眺めるもの」と割り切っていない人には不向き
- チタンなので傷がつきやすい。気にする人は気にする
- 風に弱い。強風時はウインドスクリーンが事実上必要
結論:「焚き火台は火を楽しむものだ」と割り切れる人間には、今のところこれ以上のものに出会っていない。
3台を比較して見えてきたこと
| ファイアグリル | 焚火台S | TABI | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 約6,000円 | 約12,000円〜 | 約9,900円 |
| 重量 | 1.3kg | 約1kg | 395g |
| 収納サイズ | 35×35cm | 27×27cm | 21×13.5cm |
| 素材 | ステンレス | ステンレス | チタン |
| 調理対応 | ◎ | ○ | △ |
| 撤収の楽さ | △ | △ | ◎ |
| ソロ適性 | × | ○ | ◎ |
こうして並べると、「何を優先するか」の話に尽きる。グループキャンプが多く料理もしたいならファイアグリル。耐久性と所有欲を両立したいならスノーピーク。ソロで荷物を減らしたい、撤収を楽にしたいならTABIだ。
俺がTABIに落ち着いた理由は単純で「次のキャンプに行くのが億劫じゃなくなったから」だ。道具の片付けが楽だと、また行こうという気持ちになれる。これを体感してから、ギア選びの基準が変わった。
2026年現在、もしゼロから選ぶなら
ソロキャンプ・バイクキャンプ・徒歩キャンプが多い人には迷わずTABIを勧める。焚き火は道具じゃなく時間だ。重い台を担いで「やっと着いた」と思いながら火を眺めたくない。
グループメインでBBQも一緒にやりたい人はファイアグリルが正直一番コスパがいい。スノーピーク信者になりたい人はスノーピークでいい。それも間違いじゃない。
道具は「何をしたいか」に正直に選ぶのが一番遠回りしない。
忖度なし厳選アイテム
※ Amazonアソシエイトリンクです
この記事が役に立ったら