NetflixとAmazonプライム両方契約して1年。正直、元は取れるか

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NetflixとAmazonプライムを1年間併用した結果、重複コンテンツの多さと片方にしかない作品数を実際に数えて検証。「両方契約する意味がある人」の条件を正直に出す。

NetflixとAmazonプライムを両方契約するのは、条件次第では完全に正解だ。ただし「なんとなく両方入ってる」状態が一番金の無駄になる。


両方契約することになった経緯

2024年の春、仕事帰りに映画を観る習慣がついた。当時はAmazonプライムだけ契約していたが、観たかった「マンハント」シリーズと「ストレンジャー・シングス」シーズン5の配信がNetflixだと知って、しぶしぶ追加契約した。月額料金はNetflixの広告なしスタンダードが月1,590円、Amazonプライムが月600円(年払いなら月500円換算)。合計で月2,190円前後。年間にすると約26,000円だ。

「1年で元を取れなかったら片方切る」と決めて使い始め、2025年春に契約を見直した。その結果を書く。


1年使ってわかったこと――重複と独自コンテンツを数えた

重複コンテンツは思ったより多い

俺が実際に「観たい」リストに入れていた作品を両サービスで照合したところ、洋画・ドラマのジャンルで約3割が両方で配信されていた。特にNetflixオリジナルでないハリウッド映画は、時期によってどちらにも入ってくる。「見放題で観れればどっちでもいい」作品のためにダブルで金を払っているわけだ。

ただし、アニメと韓国ドラマは話が変わる。Netflixは韓国ドラマと一部アニメに強く、Amazonプライムは日本のアニメ(特に深夜帯)と国内ドラマに強い。ここの重複はほぼゼロだった。

「片方にしかない」作品の密度が全然違う

1年間で俺が実際に視聴完了した作品を仕分けすると、こうなった。

  • Netflixでしか観れなかった作品:23本(「ベルリン」「桜のような僕の恋人」「地面師たち」など)
  • Amazonプライムでしか観れなかった作品:18本(「ザ・ボーイズ」シーズン4、「フォールアウト」、邦画旧作など)
  • 両方にあったが片方で観た:9本

合計50本。月4〜5本ペースで消化していた計算になる。このペースなら、月2,190円は1本あたり約44円だ。映画館1回分で映画を何本も観られると考えると悪くない。ただしこれは「週1〜2回は動画を観る」習慣がある俺の数字であって、月1〜2本しか観ない人間が同じ計算をすると破綻する。

良かった点

Netflixの良い点

  • オリジナルドラマのクオリティが安定している。「地面師たち」「サンクチュアリ」は金かかってる作りだとわかる
  • UIが速い。観たい作品を見つけるまでのストレスが少ない
  • ダウンロード機能が使いやすく、出張時のオフライン視聴に重宝した

Amazonプライムの良い点

  • 動画だけでなく、送料無料・音楽・読み放題が全部込みで月600円は異常なコスパ
  • 「ザ・ボーイズ」「フォールアウト」「リングス・オブ・パワー」など、プライムオリジナルの大作が増えている
  • 旧作映画の充実度はNetflixより高い印象。70〜90年代の邦画が掘れる

悪かった点

Netflixの悪い点

  • 月1,590円は正直高い。広告ありプランが月790円であるが、広告が入ると一気に興醒めする
  • 途中でオリジナルシリーズが打ち切られるケースが多く、続きが来ないまま終わった作品が2本あった
  • 同時視聴デバイス数の制限が厳しくなった(スタンダードプランは2台)

Amazonプライムの悪い点

  • 「見放題」と「有料レンタル」が混在していてわかりにくい。観ようとしたら追加料金だったことが3回あった
  • UIが重く、レコメンドの精度がNetflixより低い
  • プライムオリジナルの本数はまだNetflixに比べると少ない

他の選択肢との比較

Disney+(月990円)はMCUとスターウォーズに特化している。マーベルファンなら有力だが、コンテンツの幅が狭くメインストリームにはなりにくい。

U-NEXT(月2,189円)は映画のラインナップが最も広く、雑誌読み放題もついている。ただし価格がNetflixより高く、「映画を週3以上観る人」向けだ。

Hulu(月1,026円)は国内ドラマと日テレ系コンテンツが強い。テレビ好きならアリだが、洋画・海外ドラマ派には物足りない。

NetflixとAmazonプライムの組み合わせが「海外ドラマ×コスパ」のバランスで一番取りやすい。他サービスを3つ契約するより、この2本に絞った方が金額も管理も整理できる。


結論。「両方契約すべき人」と「見送るべき人」

こういう人は両方契約して正解

  • 月に映画・ドラマを8本以上観る。このペースなら1本あたりのコストが映画館比で明らかに安い
  • NetflixオリジナルとAmazonオリジナルの両方に観たい作品がある。どちらか一方を我慢できないなら入るべき
  • Amazonプライムの特典(送料無料・Music・Reading)を他でも使っている。動画以外の恩恵があるなら実質コストは下がる
  • 家族や同居人と一緒に使う。Netflixのスタンダードプランで2台同時視聴できれば、1人あたりのコストが半分になる

こういう人は片方で十分

  • 月に観る本数が4本以下。どちらか1サービスで事足りる確率が高い
  • ジャンルが偏っている。アニメしか観ないならAmazonプライム単独、韓国ドラマしか観ないならNetflix単独の方が合理的
  • 「なんとなく入ってる」状態。観ない月が2〜3ヶ月続いているなら即解約すべきだ

俺は両方継続している。理由は単純で、観たい作品が両方に分散していて、月2,190円が高いと感じる月が1年間で一度もなかったからだ。ただし来年に「ザ・ボーイズ」が終わったとき、Amazonプライムの動画としての魅力をどう評価するか、また考え直す予定だ。

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