スノーピーク vs ogawa ヘキサタープ、正直どっちがいいか
スノーピーク ヘキサEvoとogawa システムタープ ヘキサDXを実際のキャンプで使い比べ。設営しやすさ・風への強さ・見た目の満足感で正直に軍配を上げる。
スノーピークのヘキサタープは「映える」が、ogawaのヘキサDXは「使える」。両方を3シーズン使い込んで、その差がはっきりした。
なぜ2枚持ちになったか
もともとはスノーピークの**ヘキサEvoPro.air(以下、スノピ ヘキサ)を使っていた。ソロ〜ファミリーまでこなせるサイズ感と、あの曲線シルエットに惹かれて4万円台で購入。2年ほどメインで使ったあと、「もっと風に強いタープが欲しい」という理由でogawaのシステムタープ ヘキサDX(以下、ogawa ヘキサ)**を追加した。
使い分けをしながら1年、計3シーズン両方を張り続けて、「どっちを人に勧めるか」という答えが出た。
実際に使ってわかったこと
設営しやすさ:ogawaに軍配
スノピ ヘキサの設営で一番ハマるのは、ポールの角度出しだ。あのシルエットを美しく保つには、メインポール2本の角度とガイロープの張り具合を細かく調整する必要がある。慣れれば15分で張れるが、風がある日や一人設営では手間がかかる。ペグダウンしてからポールを立てる順番を間違えると、シートがよじれて結局やり直しになる。
ogawa ヘキサは設計がシンプルで冗長だ。2本のメインポールと4本のサブポール(ミニポール)が明確に役割分担されており、「どこに立てるか」で迷わない。説明書を読まなくても直感で組める。初めて張ったとき、ソロで12分だった。設営難易度で言えばogawaが圧倒的に楽。
風への強さ:ogawaの圧勝
これは体感として明らかだった。
昨年の春、福島県内のフリーサイトで風速8m/s前後の強風下に両方を張る機会があった(別々の日だが同じサイト、同じ向きで張り比べた)。
スノピ ヘキサは風を正面に受けたとき、シート全体がバタついてポールが傾き始める。ガイロープの本数を増やしてなんとか対処したが、正直ヒヤヒヤした。風速10m/sを超えると撤収を考えるレベルだと思う。
ogawa ヘキサDXは6本ポールによる多点支持構造が効く。風が入ってもフレーム全体で分散されるため、シートがバタつかない。ガイロープも多く取れるポイントが設計上存在する。同条件でも安定感が段違いだった。子連れキャンプや風が読めないロケーションなら間違いなくogawa。
見た目の満足感:スノピが勝つ
これだけはスノピに軍配を上げる。
あの流れるような曲線シルエットは、ogawaには出せない。特に夕方〜夜、ランタンをぶら下げたときの影の落ち方がとにかく美しい。「このタープのために来た」と思わせる説得力がある。
ogawa ヘキサDXは機能的に正直な形をしている。6本ポールで支えるぶん、シルエットが角張って見える。キャンプ場での存在感はあるが「格好いい」より「しっかりしてる」という印象に近い。SNS映えを重視するなら、スノピのほうが圧倒的に強い。
スペックで比べると
| スノーピーク ヘキサEvoPro.air | ogawa システムタープ ヘキサDX | |
|---|---|---|
| サイズ(展開時) | 約610×540cm | 約620×570cm |
| 重量 | 約4.5kg | 約5.8kg |
| ポール数 | 2本 | 6本 |
| 素材 | 75Dポリエステル | 210Dポリエステルオックス |
| 耐水圧 | 1,500mm | 2,000mm |
| 実売価格 | 4〜5万円台 | 3〜4万円台 |
ogawaのほうが耐水圧が高く、生地も厚い。雨キャンプで安心感が違うのも納得だ。一方でスノピは軽量なぶん、バックパックキャンプや徒歩キャンプにも使いやすい。
他の選択肢との比較
同価格帯ではコールマン XPヘキサタープも選択肢に入る。ただし生地の質・ポールの剛性ともにogawa・スノピと比べると一段落ちる印象で、「とりあえず始める用」の位置づけだと思っている。
もう少し予算を上げるとヒルバーグのタープが視野に入る。耐久性・防水性はカテゴリが違うレベルだが、10万円超えの価格は趣味への投資として人を選ぶ。
ogawa ヘキサDXは「価格・機能・耐久性のバランス」が現行ラインナップの中で最もまとまっている1枚だと判断している。
結論。「こういう人は買い」を明確にする
スノーピーク ヘキサを選ぶべき人
- 設営映えやサイトの見た目にこだわりたい
- ソロ〜デュオがメインで、風の少ないサイトを使うことが多い
- 軽量化を優先したい(バイクキャンプ・徒歩キャンプ含む)
ogawa システムタープ ヘキサDXを選ぶべき人
- 家族連れで使う頻度が高く、強風・雨天でも撤収したくない
- 設営をできるだけシンプルに済ませたい
- 長く使える耐久性重視でコスパを最大化したい
俺が「1枚だけ持つとしたら」と聞かれたら、ogawa ヘキサDXを選ぶ。理由はシンプルで、「失敗しないから」だ。スノピのシルエットは最高だが、風が強い日にヒヤヒヤしながら使うタープに4〜5万は出せない。見た目は二番でいい。その分、現場での安心感をとる。
忖度なし厳選アイテム
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