コールマン インフィニティチェア 1年使った正直レビュー

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高くて迷ったコールマン インフィニティチェアを1年・20泊以上使い倒した正直レビュー。長時間キャンプでの快適性、運搬の現実、競合との比較まで本音で書く。

コールマン インフィニティチェア 1年使った正直レビュー——高さ2万円超の価値はあるか

コールマン インフィニティチェアは、1年・20泊以上使って「買ってよかった」と断言できる数少ないキャンプギアだ。ただし、全員に勧めるつもりはない。


買った経緯——「2万円のチェアなんてアホか」と思ってた

正直に言う。最初にインフィニティチェアを店頭で見たとき、値札を見て「コールマンでこの値段、さすがに調子乗りすぎだろ」と思って棚に戻した。

そのときメインで使っていたのはHelinoxのチェアワン。軽くて収納もコンパクト。不満はほぼなかった。

転機になったのは、友人グループでの2泊3日のソロ混合キャンプ。友人の一人がインフィニティチェアを持ってきていて、焚き火を囲みながら6〜7時間ぶっ続けで座っていた。翌朝「腰が全然つらくない」と言い放った。俺はその夜、チェアワンで腰が限界だった。

帰宅後、即ポチった。定価22,000円(税込)。


1年・20泊以上使ってわかったこと

長時間座っても腰が死なない——これだけで元が取れる

インフィニティチェアの最大の特徴は「無段階リクライニング」と「脚を乗せられるオットマン一体型」の構造だ。背もたれは無段階で倒せて、脚をほぼ水平まで伸ばせる。

実際に使ってみると、この体勢で4〜5時間過ごしても腰に来ない。通常のロータイプチェアで同じ時間座ると、翌朝確実に腰がやられる。これは年齢的に40代に近づくと切実な問題で、「キャンプが好きだけど体がつらい」という状態をこのチェアが解消してくれた。

座面の高さは約45cm。ハイスタイルに分類されるが、圧迫感は少ない。テーブルはユニフレームのフィールドラック(高さ37cm)でも若干低いが、コールマンの専用テーブルと組み合わせると高さが揃う。

悪い点も正直に書く

重い。以上。

収納袋込みで約7.5kg。Helinoxのチェアワンが約1kgだから、7倍以上重い。車横付けのオートキャンプなら問題ないが、駐車場からサイトまで距離がある場合はかなり憂鬱になる。台車があればなんとかなるが、それはそれで手間だ。

収納サイズも大きい。専用バッグに収めた状態で約88×28×28cm。SUVのラゲッジなら余裕だが、軽自動車や小型車は他のギアとのパズルが発生する。

もう一点。生地の汚れが目立つ。ベージュ系のカラーが多く、地面に近い部分に土や泥が付くと洗っても跡が残る。ダークカラーを選ぶか、撥水スプレーで事前に処理しておくのが正解だった。

耐久性——1年で劣化は?

1年・20泊以上使って、縫い目のほつれや生地の破れはゼロ。フレームのガタつきもない。コールマンの国内正規品には1年保証があり、破損時の対応も比較的しっかりしている印象。長く使えるかどうかはあと1〜2年見てみないとわからないが、現時点では耐久性の不安はない。


競合との比較——スノーピーク・ヘリノックスと正直に比べた

スノーピーク ローチェア30 vs インフィニティチェア

スノーピークのローチェア30(実売35,000円前後)はインフィニティチェアより高い。座り心地は非常に良いが、オットマン別売りで、リクライニング機能はない。ブランド力や素材感を重視するならアリだが、「長時間の快適さ」というコスパではインフィニティチェアの方が上だと思う。

Helinox チェアワン vs インフィニティチェア

比べること自体がナンセンスかもしれないが、「2万円出すならHelinox複数台買えるのでは」という声はよく聞く。答えはシンプルで、用途が違う。ツーリングや徒歩キャンプ、フェスならHelinox。車移動で長時間ダラダラ過ごすオートキャンプならインフィニティチェア。両方持っておくのが理想だが、どちらか一台なら使い方次第で選ぶべき。

DOD(ディーオーディー)のチェアと比べると

DODのコンパクトにたためるタイプのチェアはコスパが高いが、リクライニング幅が狭く、長時間の姿勢維持には向かない。価格重視なら選択肢に入るが、「焚き火前でフルリクライニングしながら星を見る」体験はインフィニティチェアにしかできない。


結論——「こういう人は買い」「こういう人は見送り」

買いの条件

  • 車横付けのオートキャンプがメインの人
  • 1泊以上・長時間サイトに滞在するスタイルの人
  • 腰や体への負担が気になり始めた30〜40代
  • すでにテントやタープなど主要ギアは揃っていて、「チェアだけまだ妥協している」という人
  • 焚き火前でリクライニングしながら酒を飲む、という具体的な使い方が思い浮かぶ人

見送りの条件

  • 徒歩・自転車・バイクでのキャンプがメインの人(重量・サイズが致命的)
  • 1〜2時間しか座らないライトなキャンパー
  • 収納スペースに余裕がない車を使っている人
  • ギア全体の予算を絞っていて、チェアに2万は出せない人

キャンプチェアに2万円は高い。でも、腰をかばいながらキャンプを「こなす」より、フルリクライニングで好きな本を読みながら半日を過ごすほうが、トータルで「キャンプ行ってよかった」になる。俺にとってこの1年、それを実証し続けてくれたギアだった。

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“車横付けオートキャンプで長時間過ごす30〜40代に。腰への優しさが段違い。”

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